春樹元年 〜日経MJと教育をベースに雑多なブログ〜

日経MJと村上春樹のファンです。ブログ名は村上「春樹」ともうすぐ年号が変わるので「元年」をくっつけました。東京都で小学校教師をやっています。「ファンタジスタ(規格外な閃きや創造性で、あらゆる人を魅了する)」な実践を積み上げ、ファンタジスタな教師になることを目標としていました。ただ、今はブログにも夢中です。頭に浮かんだ閃きを整理するために書きます。※本ブログに記載してある内容は個人の意見です。

クラスでイノベーションの起こし方

【クラスでイノベーションの起こし方】

簡単。

「話し合いをやらないこと」です。

こーんな会話がありました。

その一。

「先生、来週の水曜日の昼休みにクラスレクをしたいので、何がやりたいかみんなに聞いていいですか?」

「そんなのいらないから、自分たちで考えちゃいな! 誰も文句なんて言わないって!」

その二。

「先生、運動会と音楽会のお疲れ様会を考えています。どんなことをやりたいか、みんなにアンケートをとっていいですか??」

「そんなのいらないから、自分たちで考えちゃいなよ! あとせっかく運動会と音楽会のお疲れ様会なんだから、みんなでリレーをやったり、合唱をやったりするとどう? 面白い企画なら誰も文句なんて言わないって!」

その三。

「先生、クラスのマスコットを作りたいです。」

「オッケー! 帰りの会でみんなに聞いて、2人以上賛成なら実施しよう! 誰も文句なんて言わないって!」

「話し合い」をやらないと、
①時間がかからないし、
②面白いアイデアが出る。

いや、面白いアイデアなら話し合った方がたくさん出るだろ!という意見もありそうね。

それは正解。

でも、現実には「正解じゃないときもある」

と思う。

クラスレクの例をとると、あの場面で話し合ったとて、どうせ出てくる案は「ドッジボール」や「けいドロ」なのだ。(もちろん、ドッジボールやけいドロを馬鹿にしてるわけじゃないんだけど…笑) みんなが知らない新たなレクなんて、出てきやしない。

まあしょうがないのだ。

子どもは知らないのだから。

お疲れ様会だってそう。数人が柔軟なアイデアを用いて、スピーディーに計画をするから、運動会と音楽会のお疲れ様会にはリレーと合唱を入れようとする発想が生まれるのだ。

あとは前原小のICT環境。

もし、校長が赴任当初に「ICT環境を整えたいのですが、皆さんはどんな機器があるといいですか?」なんて、話し合っていたらそれはそれはつまらない機器がそろっていただろう。(もちろん、優れた機器を探し出せたかもしれないが)

でも、おそらく校長が「前原に必要なのは、クロムグックとiPadです。だからそろえます。」という熱い想いがあったので、1人一台のノートパソコンやiPadが手に入ったのだと思う。

これらの実践は民主主義に反するか? 独裁か?

いや「イノベーション」なんだ!

イノベーションには素速い意思決定でプロトタイプを形成し、失敗と成功を繰り返す場が必要なんだ。

「話し合い」は大切。でも、これはもう僕の感覚でしかないのだけれど、「話し合い」はどうしても場の空気に流され、優れた意見が「削り取られてしまう」感覚がある。

それがわかる瞬間にいつも「ああ、もったいねぇなー」と思う。

もちろん、バランスも必要だから、話し合いの大切さはわかる。

でも、ときには「話し合わない」ことも大切だよねーという提案です。