春樹元年 〜日経MJと教育をベースに雑多なブログ〜

日経MJと村上春樹のファンです。ブログ名は村上「春樹」ともうすぐ年号が変わるので「元年」をくっつけました。東京都で小学校教師をやっています。「ファンタジスタ(規格外な閃きや創造性で、あらゆる人を魅了する)」な実践を積み上げ、ファンタジスタな教師になることを目標としていました。ただ、今はブログにも夢中です。頭に浮かんだ閃きを整理するために書きます。※本ブログに記載してある内容は個人の意見です。

小説こそ想定外を乗り切る最強のビジネス本だってばよ!

 

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

 

 ビジネスに役立つ本ってなんだろう?

 

そりゃ「ビジネス書」に決まっているだろう!

 

いや、違う。

 

今の時代はビジネス本だけじゃ通用しないんだ。

 

今の時代だからこそ、もっと小説を読もう!

 

 

 

世の中は想定内? 想定外?

仕事をやっていると思う。

 

世の中が「想定内」で溢れていたらどんなにラクなんだろうかって。

 

自分の思い通りにいけば何も苦労はない。

 

たとえば、僕の仕事なら、授業は思い通りに進む、子どもは何でも言うことを聞く、保護者は何の意見も言わない。

 

あぁ、こんな世界だったらパラダイスさ!

 

でも、世の中そんな甘いもんじゃない。

 

「想定内」より「想定外」が多い。

 

思い通りにいかない。

 

それが世の中の現実なのさ。

 

 

 

想定外は楽しい!?

もし、これから始まるワールドカップで「絶対にブラジルが優勝する!」と決まっていたら、みんなはサッカーを楽しめるだろうか?

 

井上尚弥が絶対にKOすると決まっていたら、みんなはボクシングを楽しめるだろうか?

 

大谷翔平が絶対に完封すると知っていたら、みんなは野球を楽しめるだろうか?

 

それはそれなりに楽しめそうだけど、きっと心から熱くなるものはないだろう。

やはり、どう転ぶかわからない緊張感の中でこそ、彼らの活躍は光るのだ。

 

つまり、世の中は想定外に溢れているからこそ楽しいというわけだ。

 

 

 

ビジネス書に想定外はあるのか?

ビジネスマンにとって、ビジネス書は必読だ。全く否定はしない。僕もたくさんのビジネス書を持っている。

 

しかし、ビジネス書というには基本的にノンフィクションだ。

 

そりゃそうだ。ある成功者の成功体験を語っているのだからな。

 

ウソがあってはならないだろう。

 

その成功体験やノウハウを自分の糧にするのは決して悪くない。

 

所詮、人一人の知識なんて乏しいからだ。それならたくさん本を読んでたくさんの知識を得たほうがいい。

 

ただ、ちょっと待ってくれ。

 

あなたが今悩んでいることは、きっと「自分にとって想定外の出来事」じゃないかい?

 

想定外の出来事だから、色々パニクって、テンパっちゃうんだろう?

 

想定外に対抗する術はたった一つ。

 

想定外に慣れるしかないのだ。

 

 

 

小説を読んでたくさんの想定外に出会う!

想定外に慣れるには、失敗してもいいからたくさんチャレンジし、たくさん失敗することだ。

 

たくさん失敗していく中で、人間はたくさん学ぶし、同時にメンタルもタフになっていく。

 

ただ、いくらメンタルがタフになるからって、常に想定外ばかりの現実じゃ心がバラバラになっちまうぜ。

 

キツいことはほどほどなスパイス程度でいい。

 

では、世の中で「フィクション」と謳っている一番の商品といえば…

 

 

それは「小説」としかいいようがあるまい。

 

 

(※映画やドラマもいいけど、最近のその類のメディアは原作が「本」ってパターンが多いよね!)

 

たくさん小説を読んで、シャワーを浴びるように「想定外」に出会っていく。

 

そうやって、想定外に打ち勝つメンタルが鍛えられていくんだよ。

 

 

 

村上作品は現実っぽいフィクション

ファンだから特に推しちゃうけど、村上春樹の作品は想定外を学ぶには本当にいい。

 

「本当にありそうだけど、やっぱフィクションか」というギリギリの線を本当に貫いてくる。

 

「海辺のカフカ」なんて本当に面白い。

 

猫と会話できるおじさんなんて、中野あたりで本当に出てきそうだ笑

 

 

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドも最高だ。

 

「やみくろ」「記号士」「計算士」なんて組織や職業が本当にあるのではないかと思ってしまう。

 

東京都の地下に悪者の巣があるなんて設定も本当にいい。

 

小説を読んで想定外を学んでいく。

 

 

 

学校の先生なら「青い鳥」がいい

 

青い鳥 (新潮文庫)

青い鳥 (新潮文庫)

 

 メーテルリンクではなく、重松清の「青い鳥」。

 

全体的なテーマは中学校のいじめ問題だ。

 

いろいろな学校で実際にやっているであろう、「悩みBOX」や「◯◯スタンダード」の無能さが見事論破されていく。

 

そして、ある男子生徒が放つ「誰を嫌いになることもいじめになるのですか?」という問いが鋭い。

 

あなたに答えられますか?

 

現役教師の自分でも悩む…

 

そして、別の章で担任の村内先生の言葉、

 

「ひとりぼっちがふたりになれば、それはもうひとりぼっちとは言わないんじゃないかな。先生はそんなもうひとりになりたいんだ。」

 

熱いですね!

 

 

 

忙しいとついマニュアルやすぐ答えが書かれてあるビジネス本に飛びついてしまいます。

 

でも、時々は小説にもチャレンジしてみてください。

 

あなたの知らない世界が待っていて、きっと今までよりも「太い」成果が挙げられますよ!