春樹元年 〜日経MJと教育をベースに雑多なブログ〜

日経MJと村上春樹のファンです。ブログ名は村上「春樹」ともうすぐ年号が変わるので「元年」をくっつけました。東京都で小学校教師をやっています。「ファンタジスタ(規格外な閃きや創造性で、あらゆる人を魅了する)」な実践を積み上げ、ファンタジスタな教師になることを目標としていました。ただ、今はブログにも夢中です。頭に浮かんだ閃きを整理するために書きます。※本ブログに記載してある内容は個人の意見です。

職業としての小説家を読む3〜批判に負けない村上春樹の名言〜

教師をやっていると様々な批判を聞く。

 

「あの先生はあれをやってくれない」

 

「前の先生はやってくれたことを今の先生はやらない」

 

「学校全体のバランスを崩している」

 

年々、免疫がついてきているが、それでも批判を受けるというのは苦しいことだ。

 

今回はそんな日々批判を受けつつも、それでも頑張っているあなたに一つのエールを贈りたい。

 

今回のテキストもこの本。

職業としての小説家 (新潮文庫)

職業としての小説家 (新潮文庫)

 

 

いい本というのは、何度も読み返したくなるものだ。

 

この本から抜粋した名言を届けたい。

 

★★★

 

小説が売れだして、有名になってきた村上春樹。それと同時に批判も増えてきた。

 

もともと人前に出たり、口論するのが好きではない彼にとって、そのような批判との戦いは億劫だった。

 

そして、「静かな」環境を求め海外へ行ったりもするのだが、それでも批判がゼロになることはない。

 

そんな彼が歩んできた経験からこの言葉が生まれた。

 

それは「何をどのように書いたところで、結局はどこかで悪く言われるんだ」ということです。

 

★★★

 

ヤルキは教師をやってきて想うことがある。

 

もし、自分の言うことを教え子全員が納得してくれたら…

 

それは嬉しいことなのか?

 

それとも、子どもたちは何も疑わずに人のことを信頼しきってよいものなのか?

 

と考えてしまう。 

 

教師とはいえ、たかが一人の人間だ。ヤルキはまだまだ30年ほどしか生きていない。そんな人間の発する言葉にそんな信頼を寄せていいのか?

 

そんな自分の言葉を、もし全員が納得してしまったとき、それは「教育」なのか、「洗脳」なのか。そして、もしそれが洗脳だったとき、教師としてそれでよいのかと、ふと考えてしまう。

 

こんなことを考えてしまうもんだから、「全員が納得しないほうがむしろ健全じゃないか」と、ヤルキは思っているのだ。

 

★★★

 

サッカー選手のレジェンド「カズ」はこう言う。

 

「例えば、悪い内容で新聞のトップを飾れる選手、それこそ一流だ」

 

本田圭佑もそうだ。

 

今回のロシアワールドカップではまずまずの活躍だったが、ブラジルワールドカップではいいところも見せられず、「ビックマウス」と呼ばれ、新聞でも「負け犬の遠吠え」とズタボロの内容だった。

 

でも、彼はトップを飾った。それだけ影響力のある選手だったことがわかる。

 

★★★

 

村上春樹の言葉に、ヤルキの自論を混ぜていくとこうなる。

 

・まず、何をやったって批判は生まれるということ。

 

・でも、全員が納得するのもそれはそれで不健全。批判が混ざっている方が健全だ。

 

・批判されてトップを飾れるのはむしろそれだけ影響力がある証拠。

 

そして、批判があるということは、逆に肯定的な意見だってあるということだ。

 

全員に好かれる必要はない。

 

あのうまい塩ラーメン屋さんだって、「俺、醤油派だから!」という人には批判されるのだ。

 

イチローはすごい!と言われたって、「3割バッター」なのだ。10割ではない。3割でワールドクラスなんだ。

 

イチローのたとえはいいな。もしかしたら、7割に批判されても、3割が納得してくれればもうそれでよくないか!笑

 

★★★

 

もし、あなたが何らかの批判を受けたときには、繰り返すがこの言葉を思い出そう。

 

それは「何をどのように書いたところで、結局はどこかで悪く言われるんだ」ということです。

 

批判を恐れるな。肯定的な意見なんて3割でいい。批判をエネルギーにしろ。むしろ批判された時点で、相手にとってあなたは影響力を持っているのだ。

 

以上、批判に負けない村上春樹の名言だ。明日も頑張ろう。

 

ではまた!

 

職業としての小説家 (新潮文庫)